整形外科医oceanaidのブログ

中堅整形外科医の視点でいろいろ書いていきます。

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整形外科医の資産運用成績をリアルに公開!!「IPO」編

こんにちは、中堅整形外科医oceanaidです。

将来の「お金」について考えるようになり、
資産運用を開始しました。

 

oceanaid.hatenablog.com

 

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 7月18日時点での運用成績

2018年2月にマネックス証券に口座を開設し、投資を開始しました。
実際に投資を開始したのが2018年5月からですので、1年2ヵ月の成績になります。

 

iDeCo、NISA、積立投資信託すべての運用成績を合計した結果は以下の通りです。
なお、IPOは2018年に1度だけ当選したことがありますが、以下の結果には含めていません。

 

総取得額  ¥2,629,010
総評価額 ¥2,763,853
含み損益 ¥134,843
トータルリターン 5.13%

*手数料は考慮せず、1ドル107.72円(7/18時点)で計算

 

前回、積立投資信託について書かせてもらいましたが、

 

oceanaid.hatenablog.com

 

今回は、IPOについて書いていきたいと思います。

 

IPO

 IPOとは、「Initial(最初の)Public(公開の)Offering(売り物)」の略で、未上場企業が、新規に株式を証券取引所に上場し、投資家に株式を取得させることを言います。
株式上場に際し、通常は新たに株式が公募されたり、上場前に株主が保有している株式が売り出されます。これら株式を証券会社を通じて投資家へ配分することをIPOといいます。
企業にとっては上場することにより、直接金融市場から広く資金調達することが可能となり、また上場することで知名度が上がり、社会的な信用を高めることができるといったメリットがあります。

 

そのIPO上場前に証券会社の抽選で購入することができ、

購入したIPOを上場日の初値(上場日以降に初めて付いた市場価格)で売却することで利益を出す投資方法がIPO投資になります。

 

通常、IPOの公募価格(上場前の購入価格)は安めに設定されることが多く、

初値が公募価格を上回りやすいため、大きな利益になることもあります。

 

もちろん、初値で売却せずに株価を見ながら高値で売却しても良いのですが、

上場日などは値動きが激しいことも多く、初値を下回ってしまう可能性もあり、

リスク回避のため初値で売却がおすすめです。


また、上場前から話題になるようなIPOは、

大きな利益が期待され人気も非常に高くなるため、抽選倍率が超高倍率となることもあります。

 

それでも過去には、

2018年にHEROZという企業が上場した際、

公募価格1株あたり4500円に対し、初値が49000円と高騰。

IPOは通常100株単位での購入のため、

45万円で購入したIPOが490万円で売却できた(つまり利益が445万円

ということもあり、

 たとえ、抽選倍率が超高倍率であろうと挑戦する価値があると思います。

 

 

また、IPO投資の良い所は、

抽選で当選し、IPOを購入するまではお金がかからないという点です。

 

ただし、通常は各証券会社の口座に入金した金額の範囲内での応募になるため、0円でIPO投資開始とはいきません。

(それでも、1株数百円程度のIPOもありますので、最低数万円程度入金できればIPO投資は可能でし、中には事前の入金不要の証券会社もあります。)

 

当選するまではお金がかからない宝くじと考えれば、

絶対チャレンジすべきです!

 

しかし、もちろんノーリスク・ハイリターンというわけにはいきません。

IPO投資も立派な株式投資ですので、リスクはつきものです。

 

それは、初値が公募価格を下回る公募割れです。

 

しかし、それも購入銘柄を十分にファンダメンタル分析すればほとんど回避可能と考えます。

 

・・・と、偉そうなことを言いましたが、

投資初心者の私にはそんな大層なことできません。

 

そこで、ネット上にある諸先輩方の予想に従って、抽選に応募しています。

ネット上にはIPO初値予想サイトがいくつもありますので、

そこで高評価なIPOの抽選には応募し、低評価なIPOは控えるようにしています。

 

 

また、IPOは証券会社1社からしか応募できないのではなく、

何社でも重複して応募できます。

 

私は、マネックス証券SMBC日興証券SBI証券の3社からIPOに応募しています。

それぞれの証券会社には特徴があり、

 

マネックス証券の場合は、

申込数や過去の取引実績、お預り資産の状況などに関係なく、申込みされたすべてのお客様に平等に当選の可能性があります!

引用元:マネックス証券

 とあるように完全公平な抽選のため初心者でも上級者と同じ土俵に立てます。

 

また、通常は各証券会社に配分されたIPOはそのうち10%程度だけ抽選枠に回され、残りの90%は対面口座(店舗で営業担当者と対面する口座)にあてられます。

ところが、マネックス証券100%抽選枠なので、その分当選率アップが期待できます。

info.monex.co.jp

 

SMBC日興証券の場合は、

IPOは当社が一般投資家に販売する数量の10%を目処に「同率抽選」を行い、さらに最大5%を目処にダイレクトコースのお客様のみ「ステージ別抽選」を行います。

引用元:SMBC証券

 とあり、10%はマネックス証券と同様に完全公平な抽選が行われます。

 

また、「ステージ別抽選」では、預けた資産額に応じて最大25倍まで当選率がアップする仕組みもあります。(最大5%分の抽選枠の中で)

【ダイレクトコース限定】IPO優遇特典│ダイレクトコース│SMBC日興証券

 

さらに、SMBC日興証券IPO主幹事を務めることが多く、

主幹事の場合は割り当てられるIPO数が他の証券会社の数倍~数十倍程度多くなるため、その分当選率アップが期待できます。

ちなみに、2018年の取り扱いは66社であり、そのうち20社が主幹事でした。
www.smbcnikko.co.jp

 

SBI証券の場合は、

ダントツの取扱銘柄数で、チャンスが広がる!

外れてもチャンスあり!
貯めて確率アップ!IPOチャレンジポイント

引用元:SBI証券

とあります。 

2018年の取り扱いはダントツの86社で、そのうち主幹事は11社でした。

2018年のIPO総数は90社でしたので、その96%を取り扱っていることになるので、

当然、その分当選率アップが期待できます。

 

また、SBI証券ではIPOチャレンジポイントというものも存在します。

これは、

IPOの抽選に1回外れる毎に1ポイント獲得でき、

貯まったポイントを使用してIPOに応募すると、

使用したポイント数が多い順に当選者が決定するというものです。

 

つまり、地道にポイントを貯めていくと、いつかは必ずIPOに当選するという仕組みです。

 

ちなみに、SBI証券に配分されたIPO45%程度が抽選枠となり、

その45%のうち、70%が通常の抽選枠に、30%IPOチャレンジポイント枠になります。

 

さらに預けた資産内であればIPO複数口応募することが可能なため、

単純にその応募口数に応じて当選確率も倍増していきます。

 

以上のメリットからIPO投資をやるなら、SBI証券の口座開設は必須といっても過言ではないでしょう。

 

では、前置きが長くなりましたが、

IPO当選報告

2018年の3月からIPO投資に参戦しましたが、

当選はまだ1社のみです。

(補欠当選は1社ありましたが、公募割れのリスクが高いと判断し辞退しました。)

 

その1社とはSMBC日興証券が主幹事を務めた、

ディ・アイ・システム」という会社です。

 

各種IPO初値予想サイトでは高評価の会社です。

SMBC日興証券で当選したのですが、その当選口数は430口と狭き門でした。

 

まさか当選するとは思わず、興奮したのを今でも鮮明に覚えています。

 

結果ですが、

公募価格1280円に対し、初値は157%アップ3300円となりました。

 

特定口座での売却でしたので当然税金や手数料はかかりましたが、

100株128000円で購入したものが、330000円で売却でき、

その利益は税金を差し引いても16万円程度なりました。

 

ビギナーズラックですが、ローリスクでこれだけの利益が出せるのであれば続ける価値ありと考え、現在も地道に応募し続けています。

 

次の当選はいつになるのかわかりませんが、もし当選したらご報告したいと思います。

 

以上、長くなりましたが私の運用成績でした。