整形外科医oceanaidのブログ

中堅整形外科医の視点でいろいろ書いていきます。

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NISA枠でみらかホールディングス(株)【4544】とフューチャーベンチャーキャピタル(株)【8462】を購入しました

こんにちは、中堅整形外科医oceanaidです。

 

昨年のNISA枠を半分残してしまうミスをおかしてしまったため、

今年はさっそくNISA枠で投資を開始しました。

 

もともと、NISA枠では米国株やETFをメインに投資する方針でしたが、

米国株やETFに関しては別の方法での投資を検討しているため、

今回は日本株を購入してみました。

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そして、今回購入した銘柄は

みらかホールディングス(株)【4544】とフューチャーベンチャーキャピタル(株)【8462】です。

 

この2社は「HIROTSUバイオサイエンス」という企業に出資した2社です。

 

HIROTSUバイオサイエンスは、

尿1滴でがんの有無を8割以上の高確率で判定できるという安価な(1回9800円)検査法「N-NOSE(エヌノーズ)」を開発した企業で、

今年の1月からいよいよ実用化されます。

xn--icktbzci4u.com

 

1年目は25万人分の解析が可能とのことで規模が小さいですが、

いずれは世界展開も可能な画期的な検査法だと思います。

 

そのような将来有望な企業に出資している2社を選択したのですが、

本命はみらかホールディングス(株)【4544】です。

 

こちらは配当利回り5%近くあるため、キャピタルゲインインカムゲインどちらも期待しています。

 

フューチャーベンチャーキャピタル(株)【8462】に関してはたまたま指値が刺さっただけですが、こちらは大いにキャピタルゲインが期待できると考えています。

 

小心者なので、100株ずつしか購入していませんが、

経過を見ていきたいと思います。

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【2020年1月】整形外科医の資産運用成績を公開!【トータルリターン11.02%】

こんにちは、中堅整形外科医oceanaidです。

 

2018年2月にマネックス証券に口座を開設し、投資を開始しました。

 実際に投資を開始したのが2018年5月からですので、1年8ヵ月の成績になります。

 

過去の運用成績はこちら↓

oceanaid.hatenablog.com

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1月7日時点での運用成績

iDeCo、NISA、積立投資信託すべての運用成績(配当金を含む)を合計した結果は以下の通りです。
なお、IPOは2018年に1度だけ当選したことがありますが、以下の結果には含めていません。

また、2019年10月からFX(10月からループイフダン、11月から裁量取引→自分には向いておらず1か月で断念)も開始しましたが、こちらも含めていません。(ちなみに評価損益は大幅なマイナスです)

 

総取得額         ¥4,074,311

総評価額         ¥4,523,281

含み損益           ¥448,970

トータルリターン               11.02%

*手数料は考慮せず、1ドル108.44円(1/7時点)で計算

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NISA

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VYM、RDS.B、SPYDは年末から年始にかけて配当金の振込(合計で114.2ドル)がありました。

VTIも配当があるはずですので、もう少し増える見込みです。

 

ところで私、

2019年度のNISA枠をまるまる半分残してしまうという大失態をおかしてしまいました。

 

今年こそはと思い、

2020年はさっそくNISA枠で株を購入しました。

その銘柄については後日ご報告できればと思います。

 

ちなみに、昨年暴落したWBKはまだ保持しています。

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iDeCo

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iDeCoに関しては先月に続きプラスで推移しています。

 

将来的にはプラスが膨らむと信じて見守っていきます。

 

つみたてNISA、積立投資信託

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楽天VTIだけのトータルリターンは12.53%と相変わらず良好です。

短期の結果には一喜一憂せず毎月133,333円をつみたてていきます。

 

 

以上、1月の運用成績でした。

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【2019年11月】整形外科医の資産運用成績を公開!【トータルリターン8.91%】

こんにちは、中堅整形外科医oceanaidです。

 

2018年2月にマネックス証券に口座を開設し、投資を開始しました。

 実際に投資を開始したのが2018年5月からですので、1年6ヵ月の成績になります。

 

過去の運用成績はこちら↓

oceanaid.hatenablog.com

 

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12月2日時点での運用成績

iDeCo、NISA、積立投資信託すべての運用成績(配当金を含む)を合計した結果は以下の通りです。
なお、IPOは2018年に1度だけ当選したことがありますが、以下の結果には含めていません。

また、2019年10月からFX(10月からループイフダン、11月から裁量取引)も開始しましたが、こちらも含めていません。(ちなみに評価損益は大幅なマイナスです!!)

 

総取得額         ¥3,932,683

総評価額         ¥4,215,610

含み損益           ¥282,927

トータルリターン                 8.91%

*手数料は考慮せず、1ドル109.67円(12/2時点)で計算

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NISA

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VTI、VYM、SPYDのETFは先月を上回る結果となりました。

特にVTIは損益率16%超えです。

さすがにそろそろ下がってくるかなと思いながら見ています。

 

個別株に関しては不安視していたWBKが暴落しました。(現在進行形です)

www.bloomberg.co.jp

現在16ドル台まで下がっていますが、

今後の経過次第では一桁台まで下がるのではないかとビクビクしています。

さらに、減配も確定しているようなので保有し続けるメリットがなくなってきました。

 

銀行の規模的に破産するようなことはないとは思っていますが、慎重に今後の動向を追っていきたいと思います。

(一応、現時点では損切りせずに保有し続ける方針です。)

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iDeCo

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iDeCoに関しては先月に続きプラスで推移しています。

 

将来的にはプラスが膨らむと信じて見守っていきます。

 

つみたてNISA、積立投資信託

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楽天VTIだけのトータルリターンは12.13%と良好です。

本家VTIが上がりすぎている気がするので、さすがに短期的なリターンはピークかなと思いますが、短期の結果には一喜一憂せず毎月133,333円をつみたてていきます。

 

 

以上、11月の運用成績でした。

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【悲劇】働き方改革を機に給料が激減【愚痴】

こんにちは、中堅整形外科医oceanaidです。

 

以前、働き方改革を機に時間外手当の制度が変更となり時間外手当が減少する見込みと愚痴りました。

oceanaid.hatenablog.com

10月からその制度が開始され、
制度適用後の給料明細を先日受け取りましたが、予想通り給料が減少していたのでそのお話をまた愚痴ります。

(ご不快な思いをされる方もいらっしゃると思いますので、その場合は申し訳ございません。)

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当院の時間外手当の制度はもともと、

1人治療をすると○○円というように、働いた件数分だけその内容に応じて手当をもらえる制度でした。

(該当しない業務に関しては無給のため、サービス労働もかなりありましたが...)

 

そして今回、件数に関わらず時間当たり○○円という制度に変更となりました。

(おそらくこちらの方が一般的かとは思います)

 

ここで問題なのが仕事の内容問わずに(難易度等含めて)、

キャリア年数に応じて機械的に1時間当たり○○円と設定されたため、

だらだら病院に残って事務的な業務をしても、時間外に緊急手術をしても同じ業務としかみなされなくなってしまった点です。

(病院の収益的には後者が段違いに高いです。)

 

事務方の話では、

医師一人あたりの病院の収益は、私自身トップクラスで月3000万円くらいの収益を上げているとのことです。

しかし、

自分で言うのもなんですが手際は割と良い方なので時間外の労働時間がとても長いというわけではありません。

そのため給料が激減し、新制度適応前の給料から10万円弱となってしまいました。

 

一方で収益はあまり挙げていないであろう他科の別の医師は、

時間外や休日に自分のデスクでだらだら作業をしているのでその分時間外労働が増えたとみなされて給料が激増したとのことです。(数十万円増えたとのことです。)

 

極論、

(悪い言い方をすれば)仕事ができない人ほど給料があがるような制度になったのかもしれません。

(院長も同じお考えではありますが、病院としての取り決めなのでどうすることもできないとのことでした。)

 

このままでは仕事へのモチベーションも下がる一方で、

そもそも働き方改革などなければ良かったのにとも思ってしまいました。

 受け入れるまでには時間がかかりそうです。

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【超高還元率】マリオット系列ホテルに宿泊して実際に獲得したポイント数は?【SPGアメックスカード】

こんにちは、中堅整形外科医oceanaidです。

 

私はホテル系最強クレジットカードとの呼び声が高い「SPGアメックスカード」をメインカードとして利用しています。

 

以前の記事でご報告させてもらいましたが、

夏休みを利用してマリオット・インターナショナル系列ホテルのシェラトン沖縄サンマリーナリゾートに宿泊してきました。

oceanaid.hatenablog.com

oceanaid.hatenablog.com

oceanaid.hatenablog.com

oceanaid.hatenablog.com

そこで今回は、

SPGアメックスカードを利用してシェラトン沖縄サンマリーナリゾートに宿泊した際に、実際に獲得したポイント数をご紹介したいと思います。

 

ポイント付与の仕組みについてはこちら↓
oceanaid.hatenablog.com

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① SPGアメックスカード特典によるポイント

シェラトン沖縄サンマリーナリゾートに3泊4日滞在しましたが、

ホテルでかかった費用はずばり、128,477円(税込、食事代込)でした。

 

系列ホテルに宿泊する場合、

SPGアメックスカードの特典にて利用金額100円につき6ポイント獲得できます。

(通常ポイント3ポイント+ボーナスポイント3ポイント)

 

よって、7,708ポイント獲得したことになります。

ちなみに

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アメリカンエキスプレスからの利用明細書の抜粋です。

 

ひと月のカード利用合計額100円あたり3ポイントの通常ポイント(モザイク部分)と系列ホテル利用によるボーナスポイントの合計がこの月の獲得ポイントになります。

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②Marriott Bonvoy特典によるホテル滞在ポイント

SPGアメックスカードを所持していると、自動的にMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員になれます。

 

系列ホテルでの客室料金や部屋付けにできるスパ、レストランなどの付随費用など対象となる利用金額全額に対して、

Marriott Bonvoy会員なら通常1米ドルにつき10ポイント獲得できますが、

ゴールドエリート会員特典で25%アップの1米ドルにつき12.5ポイント獲得できます。

(ただし、税やサービス料を除いた料金に対して)

 

今回の宿泊では通常ポイント8,744ポイント+ゴールドエリート特典ポイント2,186ポイント合計10,930 ポイントでした。

(税やサービス料がかなり掛かるため、実際にポイント対象となる費用は94000円程度と思ったよりも低い金額でした。)

 

また、ゴールドエリート会員の場合はウェルカムギフトポイントとして500ポイント獲得できます。

 

さらに、

SPGアメックスカードを申し込む際は予めMarriott Bonvoy会員(無料)になる必要があるのですが、
紹介プログラムが存在し、そのプログラムを経由すると、

マリオット系列ホテル1滞在につき2,000ポイント、最大5滞在分10,000ポイント獲得できます。

oceanaid.hatenablog.com

 よって、ホテル滞在での合計ポイントは、

10,930 + 500 + 2,000 = 13,430ポイントとなりました。

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合計ポイントとその還元率

①と②の合計は、

7,708 + 13,430 = 21,138ポイントです。

 

1ポイントあたり0.4円~1.5円程度と言われていますので、

8,455円~31,707円程度還元されたことになり、

その還元率は、

6.6%~24.7%と驚異的な数字になりました。

 

ちなみにSPGアメックスカードを作って4か月経過しましたが、

oceanaid.hatenablog.com

こちら↑で紹介した39000ポイントとあわせて、

 

現時点ですでに85,524 ポイントも貯まってしまいました。

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85,000ポイントあれば、

ピークシーズンのカテゴリー8のホテル以外ならどこでも最低1泊できるポイント数です。

(カテゴリー8とはリッツカールトンなどの高級ホテルで1泊10万円以上することもざらですが、カテゴリー8でもレギュラーシーズン以下なら宿泊できます。)

 

あるいは、

このうちの60,000ポイントをあらゆる航空会社のマイル25,000マイルに交換することもできます。(60,000ポイント毎の交換で5000マイルのボーナスを獲得できます)

年会費30,000円オーバーと高いですが、

次回更新時にはさらに無料宿泊特典も貰えますし、作って良かったなと思えるクレジットカードでした。

oceanaid.hatenablog.com

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手のしびれの原因となる「肘部管症候群」について整形外科医が解説してみました

こんにちは、中堅整形外科医oceanaidです。

今回は手のしびれの原因となる「肘部管症候群」についてお話していきたいと思います。

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肘部管症候群とは?

肘の内側には尺骨神経と呼ぶ神経が走行しています。

(椅子の角に肘の内側をぶつけた時に小指の先まで電気が走ったようにしびれた経験があると思いますが、その神経です。)

 

その役割として、

手首や小指と薬指を曲げたり、親指を閉じたり、親指以外の指を開いたり閉じたりする運動を司っています。

また、小指と薬指の小指側半分、手の甲の小指側半分の感覚も司っています。

 

尺骨神経は肘の内側の肘部管と呼ばれる骨と靱帯で形成されるトンネルを通過しますが、

このトンネルで尺骨神経が圧迫されて発症する疾患を肘部管症候群と呼びます。

 

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原因は?

  • 肘部管を形成している靱帯など(滑車上肘靱帯やOsborneバンド)やガングリオンなどの腫瘤による圧迫
  • 加齢に伴う肘の変形(変形性肘関節症)
  • 幼少時の骨折による肘の変形(上腕骨顆上骨折後の内反肘や上腕骨外顆骨折後の外反肘)
  • 野球や柔道などのスポーツによる慢性的な負荷

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症状は?

麻痺の進行により症状が異なります。


初期は小指と薬指の小指側半分、手の甲の小指側半分にしびれや感覚障害が出現します。


麻痺が進行すると手の筋肉(骨間筋)が萎縮し、小指と薬指の変形(かぎ爪変形)が出現します。

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診断は?

前述の症状があれば肘部管症候群を強く疑います。

 

肘部管を軽くたたくと、指先にしびれ感がひろがる(Tinel様サイン陽性)ことが多いです。

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 神経伝導速度を測定し、速度の遅延があれば確定診断です。

 

似たような症状を起こす疾患としてギヨン管症候群、頚椎症性神経根症などがありますが、

 

違いは、

ギヨン管症候群は薬指と小指を曲げる筋力は正常で手の甲の感覚障害がない点、

頚椎症性神経根症は前腕(肘から手首まで)の小指側の感覚障害が出現する点が挙げられます。

 

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治療は?

肘を90°曲げて作業すると肘部管の圧が約3倍に高まり、症状が増悪することが多いので、肘を90°以上曲げないように椅子を高くするなどの指導を行います。

 

あわせてビタミンB12製剤の処方を行います。

 

症状は進行性のことが多いため、

運動麻痺、筋肉の萎縮、神経伝導速度の低下などが1つでもあれば早期に手術を行います。

 

手術方法としては、

肘部管の開放(滑車上肘靱帯やOsborneバンドの切離)による神経の除圧や、

肘の内側の骨の切除、神経を剥離して前方に移行する手術などが行われ、

良好な成績が報告されています。

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以上、今回は「肘部管症候群」についてのお話でした。

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肩の痛みの原因となる「腱板断裂」について整形外科医が解説してみました

こんにちは、中堅整形外科医oceanaidです。

今回は肩の痛みの原因となる「腱板断裂」についてお話していきたいと思います。

 

腕の痛みについてはこちら

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腱板断裂とは?

肩関節にはインナーマッスルの棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の4つが存在し、

4つあわせて腱板と呼ばれています。

そして、これらの筋肉は腱性部分を経て上腕骨に付着しています。

 

腱板は腕を動かす際に重要な筋肉群ですが、

腱板の腱性部分が断裂し、連続性が断たれた状態を腱板断裂と呼びます。

4つの筋肉のうち、棘上筋が最も断裂しやすいです。

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断裂の原因としては以下が挙げられます。

  • 加齢による腱の変性
  • 腱板収縮による腱性部分への力の集中
  • 肩峰(腱板の上にある骨;肩甲骨の一部)との衝突
  • 外傷
 

誰に多い?

中年以降に多いです。

 

40歳代以下が5%、50歳代が15%、60歳代が25%、70歳代が45%、80歳代が
50%程度と、年齢とともに腱板断裂の頻度が上昇していきます。

 

ただし腱板断裂があっても症状がないことが多く、

腱板断裂の2/3程度は無症状と言われています。

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症状は?

動作時痛、安静時痛、夜間痛を認めることが多いです。

 

夜間痛とは就寝時に痛みが出現することで肩関節疾患に特徴的な症状ですが、

その原因として、

就寝後に肩に意識が向くこと、就寝時は皮膚温が下がり痛みに敏感になることなどが関連していると言われています。

 

また腱板が断裂すると筋力低下も引き起こし、

断裂部位によって腕を前から上げにくくなったり、横から上げにくくなったり、腕を捻じりにくくなったりします。

(棘上筋腱断裂で外転筋力低下、棘下筋腱断裂で外旋筋力低下、肩甲下筋腱断裂で内旋筋力低下)

 

診断は?

さまざまな診察法が開発されており、診察にて断裂部位が推測可能なことが多いです。

 

画像検査としては、超音波やMRI検査が有用です。

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治療は?

断裂部が自然につながることはありませんが、

中高年の場合は基本的にまずは保存療法を選択することが多いです。

 

保存療法としては、

消炎鎮痛剤の内服や副腎皮質ステロイド注射、ヒアルロン酸注射、理学療法(温熱療法、ストレッチ、関節可動域訓練、筋力強化訓練など)などが行われます。

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3~6か月間程度継続することで、約7割の方は痛みや筋力低下が軽減し、日常生活に支障がなくなります。

 

若年者の外傷やスポーツによる断裂、保存療法に抵抗する残りの3割の方などには手術療法を選択します。

 

手術療法としては、鏡視下腱板修復術が最もよく行われています。

関節鏡を用いた低侵襲な手術方法です。

骨にアンカーを打ち込み、アンカーから出ている縫合糸を用いて断裂部を縫合します。

断裂の大きさに依存するところもありますが、概ね1~2時間の手術時間です。

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極めて良好な手術成績が報告されていますが、

術後の再断裂が問題となることがあります。

再断裂率に関しては、術前の断裂サイズに依存するところも大きく、

断裂サイズが大きければ大きいほど、再断裂率も高まります。

 

ただし再断裂したとしても、

術前の状態に逆戻りになることはほとんどなく、

再断裂しても術前よりははるかに改善することが多いです。

 

 また、原則70歳以上の高齢者に限りますが、

鏡視下腱板修復術が困難な広範囲の腱板断裂などで、腕を上げることができない(偽性麻痺肩)場合は、リバース型人工肩関節全置換術が適応となることもあります。

 

ヨーロッパでは20年以上前から行われていた手術方法ですが、

日本では2014年4月から使用開始となりました。

 

痛みをとる、腕をあげれるようになるという点に関しては素晴らしい手術方法で日本全国に広まっています。

 

以上、今回は「腱板断裂」についてのお話でした。

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