愛車の買取価格の相場はいくら?車買い替え予定の方必見!愛車を高く売る方法!!
こんにちは、中堅整形外科医oceanaidです。
私事ですが、今年の5月に車を買い替えました。
車を買い替える際には、
ディーラーに下取りしてもらうにしても買取業者に売却するにしても、
「すこしでも高く車を売りたい」ということが、
みなさん一致した願いだと思います。
そこで、
車を売却する際に少しでも参考になればと思い、私の経験をご紹介させて頂きます。
(かなり長い内容になってしまったため、お急ぎの方は「買取の際におさえておきたいポイント」のところだけでもご参照ください。)
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買い替えの経緯
もともと我が家には、
私と妻がそれぞれ結婚する前から乗っていた車が1台ずつありました。
まず、私の車ですが、
「audi TT(8J) 2.0TFSI quattro S-line」でした。
結婚、息子の誕生と人生の重大イベントを共に過ごした思い入れの強い愛車でした。
オプション込みで本体価格は550万円程度とかなり高額になりましたが、
社会人になって丸3年間地道に貯金し、なんとか購入しました。
(もともと物欲がなかったので給料をあまり使わなかったのと、恥ずかしながら最初の2年間は実家住まいでほとんど実家にお金を入れていなかったことからなんとか貯金することができました。)
TTには約6年間お世話になりました。
最初の3年くらいは年間1万キロ弱乗っていましたが、
結婚や転居を機に月に1、2回計100~200キロ程度しか乗らなくなってしまいました。
そのため、総走行距離は3.5万キロ程度と少ないものとなり、
事故歴はなく小さな擦り傷がある程度の良好な状態でした。
続いて、妻の車ですが、
「スズキ アルトラパン 10thアニバーサリーリミテッド 2WD」でした。
本体価格110万円くらいだったとのことですが、
ナビ、ETC、フルオートエアコン、運転席シートヒーター付きとなかなかハイスペックな車でした。
こちらは約7年間お世話になり、
総走行距離5.5万キロ程度、事故歴はないものの、一部ボディパーツの欠損ありという状態でした。
結婚後は、
普段の生活ではラパンを、遠出するときはTTをと使い分けていましたが、
息子が誕生するとTTへ息子を乗せるのも一苦労となり、
ほぼほぼメインの使用はラパンとなりました。
あまり乗っていないTTの維持費が馬鹿にならないことと、
さらに、第2子を授かったことから、
このまま2台持ちでラパンをメインとして使用するのには無理が出てくるのではないかと考え、
「2台とも売却し普通車1台を購入する」方針としました。
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下取りか買取か?
下取りの場合は、
<メリット>
- ディーラーが手続きをしてくれるので手間が少ない
- 新車価格の値引きの代わりに下取りで頑張ってもらえることがある
- 納車ギリギリまで下取り予定車に乗ることができる
- ほとんど値がつかない車でもある程度の値をつけてもらえることがある
<デメリット>
- オプション品などの評価が価格に反映されにくい
- 買取と比べて価格が低くなる傾向にある
- 下取りよりも価格が高くなる傾向にある
- オプション品なども評価してもらえることがある
- 複数の買取業者から見積もりをもらえてその中で一番高額なところを選択できる
<デメリット>
- 複数から見積もりを取ったり、手続きがいろいろあったりと手間がかかる
- その時の相場によって価格の変動が大きくなることがある
- 車の状態次第ではほとんど値がつかないことがある
- 売却のタイミングによっては車がない期間ができる
- 任意保険切り替えのタイミングを調整する必要がある
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買取の際におさえておきたいポイント
買取価格の相場を知る
これが最大のポイントだと思います。
買取の場合はプロの営業マン相手に価格交渉をすることになりますので、
相場を知らないと安く買い叩かれてしまう可能性があります。
相場を知るために一番簡単な方法は、
グーネット
www.goo-net.com
といった中古車情報サイトで、
自分の車と似た条件の車の中古車販売価格を調べることです。
ただし、
業者も当然利益を出す必要があるため、
中古車販売価格に0.7を掛けた価格が概ねの買取価格と言われています。
もう一つ簡単な方法として、
業者間の中古車オークション情報サイトで業者間販売価格を調べることです。
一般的に、
買取業者が買取った車は業者間オークションに出品され、
そこから中古車販売業者が買取後、
中古車市場に出回ります。
先ほど「中古車販売価格に0.7を掛けた価格が概ねの買取価格」と説明しましたがその意味としては、
中古車販売業者と買取業者の利益を併せた額が中古車販売価格の約30%であり、
その分を差し引いて計算するために0.7を掛けたわけです。
また、
中古車販売業者と買取業者の利益が半々と仮定すると、
中古車販売業者の利益15%分を差し引いた価格が中古車オークション情報サイトの表示価格となり、
さらに買取業者の利益15%分を差し引いた価格が買取価格となるため、
中古車オークション情報サイトの表示価格に0.85を掛けた価格も概ねの買取価格と言えます。
私はオークサポートというサイトを参考にさせて頂きました。
例えば、
「スズキ アルトラパン 10thアニバーサリーリミテッド 2WD」で走行距離5~6万キロ、修理歴なしを条件にカーセンサーで検索すると、
本体価格が43万円~70万円程度の中古車が表示されました。
ここに0.7を掛けると、
30万円~49万円程度が概ねの買取価格ということになります。
同条件でオークサポートで検索すると、
30万円~58万円程度の中古車が表示されました。
ここに0.85を掛けると、
26万円~49万円程度が概ねの買取価格ということになります。
二つの方法で買取価格を調べてみると大体同じくらいになることがお分かり頂けたでしょうか。
複数社で査定してもらう
上記の相場を知っていれば、
どこの業者でも最終的には似たり寄ったりの価格になることが予想されますが、
それでも複数社で査定してもらうことで、
その中での最高価格を選択することも可能です。
ただし、
営業マンも後から査定する業者の方が価格競争では有利なことがわかっていますので、
「今、この時点で契約してもらえればこの価格にします」というような交渉を持ちかけてこられます。
その時点で契約するかどうかは、
相場価格から考えて満足いく価格かどうかで決めても良いと思います。
なお、
ネット上では一括査定サイトが散見されます。
お手軽に多数の業者から査定を受けることができますが、
私は利用しませんでした。
その理由としては、
このようなサイトから登録すると多数の業者に個人情報を開示することになり、
さらに、多数の業者から電話がかかり続ける事態にもなりかねないからです。
この点が、気にならない方であればすごく有用なサイトだと思います。
人と人との交渉であることを念頭に置く
いくらプロの営業マン相手の交渉とは言え、
車の売買はあくまでも人と人との交渉事です。
- 営業マンの話をしっかりと聞く
- 適度な相槌を打つ
- 無愛想にしない
- いきなり無理な価格を提示しない
などに注意して良い顧客と思ってもらうことが重要です。
また、
査定前には洗車をし、愛車をいかに大事にしてきたのかという熱意を伝えることも大事です。
(ただし、修理箇所がある場合に査定額アップのため予め修理業者に修理してもらうことはコスパが悪くおすすめしません。)
情に訴えることで微々たるものかもしれませんが、
査定額アップにつながるかもしれません。
その他
細かいことですが、
スマートキーのスペアがある場合は、例え電池切れであろうと準備しておいた方が無難です。
買取業者によっては、査定額に差がつくところもあるようです。
(上記のポイントはあくまで一個人の意見であり、相場価格などは実際とは乖離している可能性もあります。参考程度にとらえて頂ければ幸いです。)
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実際の買取価格は?
Audi TT
国産車より買取価格が経年的に下がりやすいと言われています。
新車購入時本体価格はオプション込で550万円程度でしたが、
ディーラーでの下取り査定額は155万円となりました。
予想通りかなり渋い価格となってしまったため、
買取業者に査定してもらうこととしました。
実は、急遽査定日時が決定したため、その時は相場価格を十分に調べる時間がなく、
下取り価格プラス20万の175万円を目標として交渉しました。
そして結果的に査定額は170万円となりました。
175万円はさすがに無理だったらしく、
歩み寄って頂けませんかと懇願されこの価格となりました。
通常、その年の4月1日に所有していた人が5月末までに自動車税(排気量2L以下なら年間39500円)を支払う必要があるのですが、
今回(5月)の契約では、
そのうちの4~6月までの3か月分(約9800円)だけを負担してくださいとのことだったため、
査定額からその分引かれ実際の振込額は169万円となりました。
本来なら5月中に私が自動車税39500円を支払う必要があるため、
実質の査定額は170万円-約4万円=166万円となるはずですが、
3か月分の負担で良いとのことだったため、
少し得した気分になりその場で契約してしましました。
契約後すぐに相場価格を調べましたが、
概ね160万円~175万円だったようです。
さらに後日、ネット上で私が売却した車を発見しましたが、
本体価格238万円となっていたため、やはり相場通りの価格(0.7掛けで167万円)でした。
(ちなみに、掲載後2~3週間程度で売却済みとなっていたため、わが子が巣立ったようで安心しました。)
アルトラパン
事前の調査で買取相場は30万円~49万円程度だろうと考え、
大手買取業者に査定を依頼しました。
走行距離は5.5万キロ程度でしたが、
ボディパーツの欠損があるため修理が必要となる可能性を考慮し、
査定額35万円くらいを予想していました。
一応アンケートに希望額40万円と記載していましたが、
提示額はやはり35万円でした。
ラパンはその業者が初査定であったため、
(内心想像通りの査定額かと思いながら)悩んでいるふりをしていると、
一旦相談してきますとのことで、営業マンが退席されました。
そして、
戻って来られると「40万円なら即決して頂けますか」とのことだったため、
40万円で契約することにしました。
(ラパンに関しては複数社での査定せずに最初からその業者で売却するつもりでしたが...)
後日、ネット上で私が売却した車を発見しましたが、
パーツが欠損したまま修理なしでなんと70万円で売却されていました。
相場での最高評価額になるとは少しも予想できませんでした。
やけにあっさり40万円を提示して頂けたのはこのためかと後で納得してしまいました。
その業者が強気の価格設定なのか、
思っている以上に状態が良い車だったのがわかりませんが、
地域柄、軽自動車の需要が高いことが影響したのかもしれません。
以上、私の経験をご紹介させて頂きました。
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