整形外科医の資産運用成績をリアルに公開!!「NISA」編
こんにちは、中堅整形外科医oceanaidです。
将来の「お金」について考えるようになり、
資産運用を開始しました。
7月18日時点での運用成績
2018年2月にマネックス証券に口座を開設し、投資を開始しました。
実際に投資を開始したのが2018年5月からですので、1年2ヵ月の成績になります。
iDeCo、NISA、積立投資信託すべての運用成績を合計した結果は以下の通りです。
なお、IPOは2018年に1度だけ当選したことがありますが、以下の結果には含めていません。
総取得額 ¥2,629,010
総評価額 ¥2,763,853
含み損益 ¥134,843
トータルリターン 5.13%
前回、iDeCoについて書かせてもらいましたが、
oceanaid.hatenablog.com
今回は、NISAについて書いていきたいと思います。
NISA
通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。
NISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。
イギリスのISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)をモデルにした日本版ISAとして、NISA(ニーサ・Nippon Individual Savings Account)という愛称がついています。
iDeCoと同じく、運用で得られた利益が非課税になります。
iDeCoはさらに所得税・住民税が節税できる分、NISAよりも破壊力抜群です。
ただし、iDeCoの場合は原則途中解約できず、
前回書きませんでしたが、個別株への投資ができないため、
いつでも引き出すことができ、個別株への投資も可能なNISAにも有利な点があります。
また、専業主婦(夫)のように所得控除による節税メリットがない方は、
iDeCoの手数料を考慮すると、NISAの方が有利だと思います。
NISAには通常のNISA、つみたてNISA、ジュニアNISAの3種類あります。
通常のNISAは、
という特徴があります。
という特徴があります。
ジュニアNISAは、
- 0~19歳までの未成年のみが対象
- 非課税投資枠は毎年80万円が上限
- 非課税期間は最長5年間
- 投資可能なのは2023年まで
- 原則として18歳までは払出しできない
- 対象となる商品は個別株・投資信託・ETF・REITなど
という特徴があります。
我が家では、
私の口座で通常のNISAを、妻の口座でつみたてNISAを開始しました。
ジュニアNISAについては近々始めたいと思っています。
NISAの運用成績
なお、つみたてNISAの成績については、運用商品の関係上、次回の積立投資信託であわせてご紹介したいと思います。
まだ、2018年度分のみの通常NISAですが、
7/18時点で、(字が小さくてすみません)
配当金を含めるとトータルで46252円のプラスに。
それぞれの銘柄についてですが、
アイコスで有名なタバコ会社です。
アメリカ株は通常、配当金に対して現地課税10%がかかるのですが、
(アメリカ株の場合通常、日本の課税が約20%と現地の課税が10%かかりますが、
NISAの場合は日本の課税20%が免除されます)
PMは現地課税がほぼゼロです。
つまり、配当金がほぼすべて手に入ることになります。
ADRの仕組みを簡単に述べるなら、米国以外の国で設立された企業が発行した株式を裏づけとして米国で発行される有価証券となります。
ADRの仕組み~ADRは株なの? | 米国預託証券(ADR)特集 | 特集 | 楽天証券
配当金への課税は、アメリカからではなく、設立された国からになります。
オーストラリアの場合、日本居住者の配当金への課税はゼロですので、
WBKも配当金が実質すべて手に入ることになります。
また、現在配当利回り驚異の6.5%超えで、超高配当株です。
ということで、PMとWBKをそれぞれ20~30万円程度ずつ購入してみました。
しかし、それぞれの企業を十分に調べたうえでの購入ではなかったので、
購入後大幅に株価が下落して大きなマイナスとなってしまいました。
高配当なので徐々にマイナス分は取り戻せてきてはいますが...
購入した株を売却し、損切りをするという手もありますが、
せっかく初めて購入した個別株なので、勉強代と考え今も保持しています。
VTIとVYMはアメリカ個別株ではなく、アメリカETFと呼ばれるものです。
ETFとは、
金融商品取引所に上場していて、株式のようにリアルタイムで売買できる投資信託です。日経平均やTOPIXなどの指数に連動する成果をめざして運用されています。
一般的な投資信託は、1日1回発表される値段(基準価額)でのみ購入することができます。
一方でETFは、株と同じように「成行注文」と「指値注文」ができ、好きなタイミングで注文ができます。